久々の小沢健二。松坂大輔復帰登板に似て。

Feb 24, 2017

小沢健二、久々のシングルリリース。

流動体について - 小沢健二:2017

彼は間違いなく僕らの時代のポップ・アイコンで、彼がメジャーなシーンに戻ってきたことは喜ばしいことで、そして今回のこの曲たちも素晴らしく良い楽曲。

で、それを踏まえて本日2月24日のミュージック・ステーション。

正直、僕は期待を膨らませ過ぎていたのかもしれない。20年が経過すると、人は誰でも20年分歳を取る、という単純な事実。

レコーディング音源の完成度の高さとライブパフォーマンスとの落差は、当時から知っている。でもなぁ。オジサンになったオザケンを、にわかに受け止めることができない自分がいたのです。昨シーズンの松坂大輔復帰登板を見てしまった時と同じ、なんとも言いようのない感情が心の中にぱぁ〜っと広がって、なかなか消えてくれない。

現在の小沢健二を、あの頃を知らない若い子たちがどう受け止めるのか、自分の興味はそこに移っていくのです。

ま、とりあえず、J-POP史上に残る名作『LIFE』。古今東西の名曲からアレンジを拝借しているところは気に入らないが、名盤には違いあるまい。

LIFE / 小沢健二:1994

それから、なにかとんでもなく美しい『球体の奏でる音楽』も是非。これ聴いて、心を落ち着けて、寝ましょ。

球体の奏でる音楽 / 小沢健二:1996
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