TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-
TM NETWORK、40周年。
それを記念して、カバー11曲 + 原曲11曲を収録したトリビュートアルバムがリリースされています。
ピックアップされているのは、1980年代後半から、活動停止する1994年まで、要するに彼らの黄金期の楽曲たち。そんなに好きではなかったのに、ぜんぶ聴き覚えがあるというのがヤバいな。
参加ミュージシャンは、松任谷由実、B'z から乃木坂46まで幅広い。アレンジも、原曲を尊重したものから、やりたい放題のものまでバラエティに富んでいます。オリジナルも収録されているので、原曲との聴き比べも乙なものです。
アルバム終盤の TIMEMACHINE (坂本美雨) → STILL LOVE HER (くるり) → ELECTRIC PROPHET (満島ひかり)…の流れがとても良い。
さて。
先日配信開始された Netflix の実写版『シティハンター』では、当然テーマ曲として『Get Wild』が流れるわけですが、それが新録版の『Get Wild Continual』。一体、幾つめのバージョン違いなのだろう。
宇都宮隆の、シティハンターの疾走感とは大きくかけ離れた細〜いヴォーカルが耳について仕方がない。
エンディングにカット・インしてくるお馴染みのイントロ。うぉ〜っと盛り上がったところで極細の「♪アスファルト タイヤを切りつけながら」。
……。
何か、非常に残念だ。残念だけれど、気がつけばメンバーの3人は、もう60代半ばを過ぎているのだな。そりゃ声も細くなりますか。仕方がないのか。
…と、自分を納得させつつ、それでも過去のバージョンや、今回のアルバムに収録されている B'z によるカバーを聴くと、少しだけ寂しさを感じます。
そこは置いといて、実写版『シティハンター』は素晴らしかった。なんというか、紛うことなく『シティハンター』だった。鈴木亮平の冴羽獠は凄かったし、森田望智の香も良かった。