2024年 暴動の夜

Aug 30, 2024

本国・アメリカでは1995年に放送された『スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン』のエピソード『2024年 暴動の夜』。シーズン3の11話(前編)と12話(後編)にあたるエピソードで、2024年8月30日から数日間にわたってサンフランシスコの保護区域(収容区)で起きた、スター・トレック世界の歴史上でかなり重要な暴動事件を描いています。

Star Trek: Deep Space Nine

シリーズ全体を通してもかなり上位に食い込むであろう名エピソード。初めて観たときにはまだまだ遠い未来に感じられた2024年の、しかも日付もぴったり8月30日に再びこれを観ることができようとは、想像だにしていなかった。

作品中の2024年では人々がオンラインで管理されていたり、ネットを通じて一人ひとりが全世界に向けてメッセージを発信する描写があったり、さすがスター・トレック! 先見の明、あり! という部分もあるけれど、現実の2024年の世界やアメリカは、幸いなことに、30年前の制作陣が想像したようには悪化していない。

とは言いつつも、世界は、彼らの想像したのとはちょっと違う方向へ悪くなっているような気がする。

なにしろスター・トレックの世界では、2年後、2026年に第三次世界大戦が勃発することになっている。きな臭い世界情勢、そうならないことを願いつつ。

Live long and prosper.

ちなみに私事だけれども、スター・トレック歴代のオープニングテーマの中で、この『ディープ・スペース・ナイン』の曲がいちばん好き。

Star Trek: Deep Space Nine - Main Title:1993
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