ハルク・ホーガン逝去。
夜中に突然の訃報。"超人" ハルク・ホーガン死去。71歳。
彼が全盛期を過ごしたプロレス団体・WWEのRAW大会で追悼セレモニーが行われ、素敵なトリビュート映像が流されたのだけれど、BGMに使用されていたのは:
バカ売れ中のアメリカのシンガー・ソングライター、アレックス・ウォーレンが歌う『Ordinary』。安直な選曲ではあるけれど、いい曲、いい歌詞だ。しんみり。
大きく振り返って1980年代、新日本プロレスに来日してメキメキ頭角を表し、そして瞬く間に超人気レスラーとなった頃のハルク・ホーガンの入場曲は、ドラマ/映画『宇宙空母ギャラクティカ』のテーマ。メイナード・ファーガソンのバージョン。
懐かしい!
そして80年代から90年代、WWFでのハルク・ホーガンの曲といえば、リック・デリンジャーの『Real American』。元々は WWF の企画アルバム『The Wrestling Album』に収録されたもので、リック・デリンジャーのベスト盤で聴くことができます。
ギタリスト・ヴォーカリスト・音楽プロデューサーとして多くの功績を残したリック・デリンジャーさんも、今年の5月に亡くなっているのだな。77歳。合唱。
WCW を経て WWE に出戻ったときの入場曲は、入場時のエアギターでもお馴染みの『Voodoo Child (Slight Return)』。ジミ・ヘンドリクスの超名盤『Electric Ladyland』に収録。
そして、彼が日本で人気絶頂だった時期に発売された、ハルク・ホーガンが作詞・作曲・歌唱の『一番』。
ホーガンはプロレスデビュー前に、ミュージシャンとしても活動していた…と、遥か昔に『プロレススーパースター列伝』で読んだ覚えが有るのだけれど、マジ話かどうかは知らない。
あの頃は、みんな「一番」Tシャツを着ていたな。
安らかに。