デヴィッド・ボウイも逝ってしまわれた…。
Jan 12, 2016
年が明けてから、近所のスーパー・サニー/西友の店内BGMでデヴィッド・ボウイの『Life on Mars?』が使われていて、あ〜久しぶりに彼のアルバムでも聴いてみるか…、なんて思っていたところに突然の訃報。
2013年のルー・リードに続いて、カリスマが逝ってしまわれた。
ニュースでは、上辺をなぞっただけの経歴紹介と共に『Ziggy Stardust』『Ziggy Stardust』と連呼されていたけれど、そして勿論『Ziggy Stardust』は名盤に違いないのだけれど、そのいっこ前のアルバム『Hunky Dory』も良いのですよ。
美しくて、切なくて、素敵なアルバム。上記『Life on Mars?』も収録されている。
アルバム1曲目の『Changes』。
彼の代表曲のひとつなのだけれど、この曲の中でボウイはこう歌っています。
Time may change me
But I can't trace time
But I can't trace time
で、2014年に発売されたオールタイム・ベストアルバムのタイトルは…
Nothing Has Changed
なのですね。
「時が自分を変えてしまうだろう」と歌ったデヴィッド・ボウイが、数十年のキャリアを経て結局「何も変わっちゃいない」と言えてしまうこの格好良さ。
どうよ。
"デヴィッド・ボウイ" という人生を、きっちり最後まで完璧にプロデュースしきった感、凄いな。
そんな人生を送ってみたい。今さらそんなことを思っても遅いかもしれないけれど。