Until the End of the World - 夢の涯てまでも。
Sep 16, 2015Aug 08, 2022
奇才ヴィム・ヴェンダース監督の1991年度作品、長尺退屈映画『夢の涯てまでも』。確かに映画館で観たのだけれど、内容を全く思い出せない。2015年現在、未だに日本ではDVD発売されていない、という時点でまぁお察し。
映画の中身は覚えていないけれど、その中で流れていた Nick Cave and The Bad Seeds の "(I'll Love You) Til The End Of The World" という曲だけは強く印象に残っていて、でもこの曲、この映画のサントラ盤にしか収録されていないのだな。
なかなか手に入れられずにずっと探していたら、つい先日、ワーナーの『フォーエヴァー・サウンドトラック1000』なる企画に乗って『夢の涯てまでも』オリジナル・サウンドトラックが税抜き¥1,000- で再発売。
買った。
サウンドトラックに参加しているアーティストのラインアップを改めてみてみると、豪華そのもの。ヴェンダースという人は、こうも人望が厚かったのだなぁ。思い返すとその頃は、ヴェンダースとデヴィッド・リンチが、そちら界隈での二大巨頭だったような気がします。
ともかくトーキング・ヘッズからコステロ、ルー・リードやら R.E.M. やら U2 やら 当時乗りに乗っていたデペッシュ・モードやら。リンチ作品『ツインピークス』あたりの音楽でも名を馳せたジュリー・クルーズも参加している。
そして久々にがっつり聴いた、ニック・ケイヴの『(I'll Love You) Til The End Of The World』。過去に抱いた印象に違わず、やっぱりいい曲だった。
良い。
サントラは、とても良い。