Boys & Girls - Alabama Shakes。

Apr 20, 2012

自分の耳がこういう音を求めているのか、それとも世間的にこういう音楽が幅を利かせはじめているのか判らんが、最近はこんな音楽によく足を止めます。

Boys & Girls - Alabama Shakes:2012

何の色気も無いジャケットだけれど、中身は熱い。

バンド名が示す通り、アメリカ南部・アラバマ州の4人組。古き佳きブルース・ロック、ソウルの匂いを感じます。「レトロでヴィンテージなサウンド」「ソウルフルでパワフルな女性ヴォーカル」などとありがちなキャッチコピーで済ますのは勿体ない。これがデビューアルバムなのだけれど、2009年の結成以来、もう何百回もステージを踏んで来ただろう彼女/彼らの演奏は素晴らしい。

実際、素晴らしいステージパフォーマンスを繰り広げると評判で、その一端は YouTube でも観ることができますね。

これは是非とも生で聴いてみたい。

CD屋の店頭で輸入盤を購入したのですが、国内盤 / 配信盤にはボーナス・トラックが収録されているみたい。これはちょっと早まったかもしれぬ。

デビュー前からADELボン・イヴェールが絶賛! というストーリーがあったにせよ、こういう音楽がチャートを駆け上ってゆけるアメリカの音楽界は、まだまだ捨てたものじゃない。音楽を創るほうも聴くほうもオトナなんだな、と、羨ましく思ったりもします。

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