I Am The Moon - Tedeschi Trucks Band
Oct 03, 2022
今やアメリカのブルース・ロックの代表格となったテデスキ・トラックス・バンドの壮大なプロジェクト『I Am The Moon』4部作が遂に完結。ほぼ月イチで連続リリースされてきた4枚のアルバムをコンパイルした配信バージョンも登場です。
12世紀ペルシアの悲恋物語『ライラとマジュヌーン』から得たインスピレーションを出発点にして制作されたという超大作は、聴き終えるまでが大仕事。どっぷりと彼らに浸る130分間です。
ちなみにこの『ライラとマジュヌーン』という作品、エリック・クラプトンのプロジェクト・Derek and the Dominosの代表曲『いとしのレイラ』の着想元にもなっています。
更にちなみに、テデスキ・トラックス・バンドは上記のアルバムを丸ごとライブで再現しています。
ジャケットデザインの、なんと秀逸なことよ。ドミノスのアルバムと並べてみるとよく分かる。
このアルバムが企画・制作されたのはコロナ禍・パンデミックの真っ只中。生粋のライブバンドが満足にライブを行えない状況の苦しさというのは想像に難くない。そんな中でこの大作を創り上げる、バンドの精神力と結束力は見事なものです。
残念ながら『ライラとマジュヌーン』は未読だし、テデスキ・トラックス・バンドの歌詞もそこまで深くは理解できない。こういうときに、英語ネイティブでないことを心から残念に思うのだなぁ。もっと感動できるのだろうに。